2022.09.1820:02
黄色いマンション 黒い猫 のはなし
こんばんは、もちこです。
ブログ大変ご無沙汰してしまいました…
今回は、最近読んでいる本についてです。
私は今、小泉今日子さんのエッセイ「黄色いマンション 黒い猫」に夢中です。
友達と出かけたり、ボイトレに通ったり、住んだりしていた原宿の風景が、小泉さんのライフスタイルと共に綴られています。
私は原宿が好きで、特に原宿のビンテージマンションを見漁るのがすきで、黒猫も飼っているので、この本に出会った時、ものすごい引力を感じてしまいました…
原宿って、なんだか誰にとっても「家」じゃない、というイメージがありませんか?
私は一人で原宿を散歩する時そう感じるし、街を歩いている、近くに住んでいそうなお金持ちっぽい子連れの家族も「地元だ」という顔ではないし、小泉さんの文章にも、実際に住んでいたはずなのにそういう態度は感じられなくて…
私はそういう原宿の、なんかアウェイで誰もが浮き足立っていて、みんな自分を作っている感じが絶妙で好きなのですが、
小泉さんのエッセイからはその空気感が手に取るように感じられたのです。
読んでいる間に、意識は原宿に転送されて、自分が完全に余所者であるあのドキドキが湧いてくる、不思議な、素敵な作品でした。
もっとこういう作品をしりたい!
エッセイって食とか旅とかのことが多いイメージですが、それ以外に素敵な作品ありましたら教えてください📨
1
1